『IWE インナーワールドエボリューション 内世界の進化』を見てきた@名古屋
6/5(日)インナーワールドエボリューション@名古屋市東文化小劇場 を見てきたので感想をば。
この舞台はGWに東京でやっていたのだが初見。
舞台の詳細はおいておいて(酷)、 印象に残ったことを羅列していく。
・他の舞台と違う
そして杏奈さんが舞台に降臨(この言葉が似合うと思う、 役どころ的にも)された時拍手が起こる。
歌を歌い終わったときに時々拍手が起こる。
初見のときの私の素直な感想:…拍手…??(ぽかーん)
…すまんな、2.5次元舞台やらNA○ Sの舞台にやらくらいしか行ってなかったから驚いたんだ…。
またカーテンコールにて冴木さんが登場された時横に座っていたマ ダムが「杏奈さーん!!」 と叫ばれ他の客席からも名前を呼ばれていた。
割と自由だな! とか思ったがつまりそれだけ冴木さんとファンの方が近いのだろう 。
ファンの方々の間でも顔見知りの方が多いのかご挨拶されている方 もいた。
アットホームなんだなぁ。と思う。
・歌が圧巻。
→失礼ながら私は冴木さんをご存じなかった。
歌の圧倒感に驚かされまたこの舞台はこの歌で冴木さんが伝えたい ことを表現してるのではないだろうかと思った。すごいね。
冴木さんの歌は心に響かせる歌なんだろうなと思う。
ミュージカルで言えば歌はその場の光景や風景を歌ったり主人公の 心情を表すために歌が使われていると思うが今回の舞台では冴木さ んは冴木さん自身が伝えたいことを歌にこめていたような気がする 。
夜の部のアンコールのときに冴木さんが歌っていた歌で感動して泣 いてる人がいたのは、 そういう冴木さんの感情みたいなものが歌にこもってたのかなあ戸 か思う。
・女性陣みんな綺麗
少女役の方とか舞台が暗転する瞬間のはけるタイミングがね、 すごくて。
物語のキーワードとなるロミオとジュリエットを演じながらインナ ーワールドに迷い込んだ少年の記憶を紐解くんですがその時出てく るジュリエットのはけ方。 影にすーっと吸い込まれるようなはけ方をするときがあるんですよ 。
それを見た時おお!と思いまして。
ケルビム様もお綺麗で…黒がお似合いで…。
でもケルビム様、アニータ様の男装を見て「 いい男の頼みごと断るわけないじゃなーい!」 って言うてましたけど、アニータ様、女神…?
… いや天使とか神に性別はないからあの瞬間アニータ様はロミオにな ったのか…ううむ??
・カwルwロwスw
→ 初っ端のスクルディ様にも笑いそうになったんですがスクルディ様 が眼鏡を外したら女を弄んだカルロスになっちゃった…!!
…このカルロスやばい。何がやばいって
「そりゃお前そんなルックスやったら女性とっかえひっかえよな、 うん。」
とか思える雰囲気を一瞬で作りやがった和田琢磨…!!( 褒めてる、超褒めてる)
スクルディ様が割と神になるための野心家なところもあり結構少年 にきつーいことしたりするんですが最後にはアレだけ見下していた 人間の世界を見に行くってのがもうね。 よかったねスクルディ成長して。
はけるときに一瞬ふっと笑ったとき私の心臓は止まるかと思いまし た。(素直)
・ふーみんと村田さん
→ 少年役のふみや君は時にロミオになったりするわけですが何かこう 、 大きな忘れたい絶望を抱えててそれを抱えるまでも割と大変でこう 、見ていて辛かったです。でもハッピーエンドが好きだから! と言った彼の姿は眠り続ける少女をきっと待ち続けるんだろうなぁ とか思いました…。切ない。
そして見習い天使役の村田さんww貴方面白いよwww
(面白いに全ての感想が集約されていると思ってください。)
そんなこんなで約1時間40分ほどの舞台でしたが内容は充実され ておられました。
その分見ていて良い意味で疲れる舞台だったと思います。
実際あのエンドが本当に少年にとっていいのか、 と言われるとちょっとうーんと思うこともあるし。
でもあの短い時間で人間の尊さや強さ・ 弱さを伝えてくれた感じがする舞台でした。
キャストさんスタッフさんお疲れ様でした!
次回作期待してます!そして次は大阪でもやってください…( 戯言)